細胞医療の時代2018シリーズ

「第2回 企業からみた再生医療」

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日時:2018年3月7日(水)18時30分~20時15分

​講師:畠 賢一郎先生(㈱ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング代表取締役執行役員) 

​   糠谷 育衛先生(タカラバイオ㈱CDMセンター第1部長)

参加費:1,000円(健康医療開発機構、未病社会の診断技術研究会会員は無料)

場所:東京大学医科学研究所 講堂 (港区白金台4-6-1)

    (※キャンパスマップ9番の建物です)

当日のスケジュール

18:30~18:35 ご挨拶(珠玖洋または谷憲三朗)

18:35~19:15 畠賢一郎先生ご講演

19:15~19:25 討議

19:25~20:05 糠谷 育衛先生ご講演

20:05~20:15 討議 

20:30より    懇親会

懇親会:20時30分より 

​懇親会場所:未定

会費:3,000円~4,000円を予定

講演概要その1】 

講師畠 賢一郎先生(㈱ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング代表取締役執行役員 

講演タイトル:自家細胞を用いた再生医療産業化への挑戦-培養表皮・培養軟骨の製品提供経験を通じて-

講演概要われわれは再生医療技術を用いた人工の移植組織を一般の医療機関に供給すべく、1999年にベンチャー企業を設立した。約10年間の活動の結果、わが国初の再生医療製品である培養表皮、並びに2番目となる培養軟骨の製造販売承認を厚生労働省からいただくことができた。

iPS細胞にせよ他の幹細胞にせよ、生きた細胞の質を管理し、医薬品のように安全性と有効性を担保したものを提供することは容易ではない。安全性の観点から、培養に使用するさまざまな薬液が有害でないことや、培養された細胞が「変なもの」になっていないことを合理的に証明しなくてはならない。また、有効性の観点からも、培養された細胞が所望の効果をもたらすことを明らかにする必要がある。患者自身の細胞(自家細胞)を使った再生医療の産業化はこのような一連の活動の集大成である。

本講演では、われわれの経験した自家培養表皮ならびに自家培養軟骨の製品化にむけた取り組みについて解説し、その課題と解決の道筋について考えてみたい。

略歴:1991年広島大学歯学部卒業(歯科医師免許取得)、1995年名古屋大学大学院医学研究科博士課程修了、その後名古屋大学医学部口腔外科学講座助手を経て、2002年名古屋大学附属病院遺伝子・再生医療センター助教授を務める。2004年より再生医療ベンチャーである株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(J-TEC)取締役研究開発部長、2015年には富士フイルム株式会社再生医療研究所長兼任。2017年よりJ-TEC代表取締役社長。2010年 文部科学大臣表彰 科学技術賞、2013年 第5回ものづくり日本大賞 内閣総理大臣賞 受賞。

【講演概要その2】 

講師糠谷 育衛先生(タカラバイオ㈱CDMセンター第1部長)  

講演タイトル:再生医療におけるウイルスベクターおよび細胞製造と品質管理

講演概要:再生医療への期待の高まりとともに様々な治療法の開発が行われて来ている。特にがん治療領域においては、ウイルスベクターや遺伝子を組み込んだ細胞を用いた遺伝子治療による治療効果が注目されている。タカラバイオでは、これら遺伝子治療に用いるウイルスベクターから細胞製造と品質試験までをワンストップで行う施設を構築し運用している。これらの経験を元に製造から品質試験までの実際を紹介したい。

略歴:タカラバイオ株式会社 CDMセンター 第1部長
1995年 静岡県立大学大学院薬学研究科博士課程修了
1995年 宝酒造(株)バイオ研究所
2004年 タカラバイオ(株)バイオ研究所 主任研究員
2015年 同 CDMセンター副センター長
2017年 同 CDM センター第1部長

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