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細胞医療の時代2018シリーズ

「第4回  細胞を使った医療の歴史1:細胞で病気が治る

(造血幹細胞移植、膵島移植)」

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日時:2018年6月26日(火)18時30分~20時15分

​講師:高橋 聡先生(東京大学医科学研究所 先端医療研究センター 分子療法分野 准教授) 

​   霜田 雅之先生(国立国際医療センター研究所 膵島移植プロジェクト研究長)

参加費:1,000円(学生、健康医療開発機構会員、未病社会の診断技術研究会会員は無料)

場所:東京大学医科学研究所 講堂 (港区白金台4-6-1)

   ※17時30分以降は正面入り口のドアが閉まります。講堂左側の入り口よりお入りください。

【当日の予定】

18:30~18:35 挨拶(理事長 珠玖洋または谷憲三朗)
18:35~19:15 高橋 聡先生ご講演
19:15~19:25 討議
19:25~20:05 霜田 雅之先生ご講演
20:05~20:15 討議 

​20:30より    懇親会

懇親会:20時30分より 

​懇親会場所:医科研近隣レストラン

会費:3,000円程度

【講演概要その1】 

講師:高橋 聡先生(東京大学医科学研究所先端医療研究センター 分子療法分野 准教授)

講演タイトル:造血幹細胞移植の過去、現在、未来

略歴

1986年 岩手医科大学 医学部 卒業
同年    東京大学医科学研究所 附属病院 研修医・医員
1991年    東京大学医科学研究所 病態薬理研究部 助手
1993年    東京大学医科学研究所 造血細胞移植チーム チーフ
1998年    米国Baylor医科大学 細胞遺伝子治療センター 研究員
2002年    東京大学医科学研究所 附属病院 内科 講師
2005年    東京大学医科学研究所 分子療法研究部 助教授(2007年、准教授に変更)
2006年    日本造血細胞移植学会 監事(~2008年、2012~14年)を兼任
2008年    日本造血細胞移植学会 理事(~2012年、2014年~現在)を兼任
2014年    日本造血細胞移植学会 国際委員会委員長(~現在)を兼任
2015-17年    Regional Vice-President in Elect, ISCT(国際細胞治療学会)を兼任
2017-19年    Regional Vice-President, ISCT を兼任
2017年    日本骨髄バンク理事 を兼任
2018年    日本造血細胞移植学会 副理事長を兼任
血液疾患免疫療法学会第10回学術集会(2018年9月22日、東大)会長

 

【講演概要その2】 

講師:霜田 雅之先生 (国立交際医療センター研究所 膵島移植プロジェクト研究長)

講演タイトル:膵島移植-糖尿病に対する細胞移植治療-

講演概要1型糖尿病などの自己のインスリン不足による糖尿病に対し、インスリンを産生する膵島を移植することは有効な治療です。国立国際医療研究センターでは、アメリカベイラー大学で臨床膵島移植を行い良好な成績をおさめてきたメンバーが中心となって膵島移植を実施しています。2種類の臨床試験を行っており、ひとつは血糖コントロールが不安定な1型糖尿病に対する脳死または心停止ドナーからの同種膵臓移植です。もうひとつは、つらい痛みのある慢性膵炎等に対する膵切除+自家膵島移植です。どちらも既存治療では対応の難しい症例に対して行う先進的な治療法です。
 また、次世代の治療法としてドナー不足などを克服するための新しい膵島移植法を研究しています。特に力を入れているiPS細胞由来人工膵島の研究と、ブタ膵島を用いた異種移植の研究についてご紹介します。

URL: http://www.rincgm.jp/department/pro/03/
e-mail: mshimoda@hosp.ncgm.go.jp

 

略歴

平成10年3月 京都大学医学部卒業

平成10年~16年  臨床外科医として勤務

平成16年4月 京都大学大学院医学研究科肝胆膵移植外科 大学院

平成19年9月 アメリカベイラー医学研究所 研究員

平成20年3月 学位取得

平成24年4月 国立国際医療研究センター研究所 膵島移植プロジェクト プロジェクト長(現職)

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