第71回健康医療ネットワークセミナー(ハイブリット開催)
「医療・ヘルスケアを変革するデジタルテクノロジー」
(5回シリーズ最終回)
「神戸の医療機器開発支援の取り組みとデジタルヘルス」
安田匡範先生(公益財団法人 神戸医療産業都市推進機構)
「内閣府の国家プロジェクト「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」」
内田毅彦先生(サナメディ株式会社 代表取締役)
日時:2024年1月20日(土)15時~17時(質疑応答を含む)
場所:東京大学医科学研究所 (マップ1番のところが講堂です。休日ですので左側入り口よりお入りください)
視聴方法:オンライン講演会※視聴方法は開催前日までにお知らせします 。
司会進行:谷 憲三朗先生(東京大学定量生命科学研究所 特任教授)
参加費:1,000円(但 健康医療開発機構会員、未病社会の診断技術研究会会員、学生は無料)
※但し、当日会場にお越しいただいた方には、申込時にお支払いいただいた参加費1,000円をご返金致します。
※学生の方はお申込み前に事務局(sanka@tr-networks.org)あて、学生証のコピーをメールにてお送り下さい。確認後、事務局より学生割引コードをお送りします。
懇親会:講演終了後に懇親会を予定しております。
【講演タイトル&概要】
「神戸の医療機器開発支援の取り組みとデジタルヘルス」
神戸医療産業都市は、1995年の阪神淡路大震災の復興事業として始動した、研究所や企業、医療機関が集積する、日本最大級の医療産業クラスターです。
神戸医療産業都市推進機構は、その発展・推進を目的として、産学官医連携やオープンイノベーション促進を担っています。
講演では、神戸医療産業都市を紹介し、コーディネーターによる医療機器開発支援の取り組みと昨今の普及しつつあるデジタルヘルスに対する支援などをお話しする予定です。
【安田 匡範先生略歴】
愛知県出身、名古屋工業大学電気情報工学科卒業、米国ラッシュモア大学MBA修士号取得
大学卒業後、ジェットエンジンの設計に携わったのち、青年海外協力隊に参加。 引き続き、国際協力事業団(JICA、現 国際協力機構)の調査員として、ヨルダン、シリアにて、国際協力・援助関連プロジェクト(医療、教育、社会インフラ等)の発掘、形成に携わる。 帰国後、ドイツの製薬向け機器輸入ベンチャー、ドイツの電気部品企業に勤務したのち、理学療法機器を扱う医療機器製造販売業者で薬事を担当。2018年より現職。
【講演タイトル&概要】
「内閣府の国家プロジェクト「AI(人工知能)ホスピタルによる高度診断・治療システム」」
2018年から研究が進められてきた「AIホスピタル」は、AI等を活用した医療サービス等が、広く医療現場に提供されることを目指す国家プロジェクトである。プロジェクトはこれまで、日本医師会、大学病院、研究機関、大手民間企業が推進。2024年からは実用化を目指し、スタートアップ企業が実証を担う。本講演では、AIホスピタルのこれまでの成果と共に、医療サービス等の開発支援を提供しているサナメディ株式会社の開発事例を紹介する。
【内田 毅彦(うちだたかひろ)先生略歴】
サナメディ株式会社 代表取締役
内科・循環器科専門医。ハーバード公衆衛生大学院修士・ハーバード経営大学院GMP修了。現PMDA・日本医師会での勤務を経て、日本人として初めて米国FDA医療機器審査官を務める。医療機器大手Boston Scientific 米国本社、米シリコンバレーでの起業を経て、2012年にサナメディ株式会社(旧(株)日本医療機器開発機構、https://www.sanamedi.jp/)を設立。