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2018年10月18日、第44回健康医療ネットワークセミナーを東京大学医科学研究所講堂で開催され、55名の方が参加しました。
 超高齢多死社会を迎えた現代にあって、死とは、死生観とは何か。今回は、世界的経済学者・宇沢弘文氏を父にもち、在宅で看取った経験をふまえ、日本メメント・モリ協会を設立された占部まり先生が講演されました。死を想う”ことの日常的な意味を、ご自身の体験からわかりやすく話されていました。


 「死を意識して生きることを大切にする死生学を学んでみたい」、「“孤独死”から“孤高死”へという考え方に共感した。ひとりで亡くなる方も“自己との対話”があれば“孤独”であったとはいえない」、「死をとらえた議論を宗教ではなく行うことは必要」、「大切な話題について、重い雰囲気にならず考えることができた」、「介護の現場で働く者として、“人の幸せ”そのものの概念が置き去りにされたままの福祉になっていることに疑問を感じる」など、アンケートの結果からも多くの皆さんの共感をよびました。

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