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第49回健康医療ネットワークセミナー

 

3回シリーズ【未病への備え】「第2回 なぜ 未病改善の10の行動指針」

日時:2020年10月9日(金)19時00分~20時​00分(質疑応答を含む)        

開催方法:オンライン講演会(Webによる開催)

※視聴方法は開催前日までにお知らせします 。

講師:渡辺 賢治先生(修琴堂大塚医院 院長)

参加費:無料

 【講演概要】

このたび『病院にも薬にも頼らないカラダをつくる 未病図鑑』を上梓しました。
日頃は漢方の医師として診療に当たっていますが、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパスの教員を兼務していた時に、研究会(いわゆるゼミ)の学生と企画した本です。
研究会では、若い頃から「未病」への対応をすることで、健康なカラダとともに健康な社会を作ることがテーマでした。
何をやるにも、まずは健康な心身は基礎となるものです。若いからと過信せず、年齢を重ねた時に、「健康」という財産を手にして欲しい、という願いを込めました。
特に2050年には少子高齢化がさらに進み、社会保障費の増大が、彼らの肩に大きくのしかかってくると予想されています。
そんな社会背景の中で、2020年に20代の彼らが、社会の中心として活躍する50代となる2050年に向けての準備をするための合言葉として「トウェンティ・フィフティ」というキャッチコピーで、さまざまな研究に取り組んできた成果がこの本にまとめられています。
若い世代が同世代への応援メッセージとして企画した本ですが、ある日、私が日常診療で、高齢の難治性疾患の患者さんを診察している時に、生活上の注意として、この本の内容と同じことをお願いしていることに気づきました。第2章に書いてある未病改善のための10の行動指針は、健康な人、未病でなんとなく不調に悩んでいる人、病気の人に関わらず、また、老若男女問わず、どの世代においても基本となる生活様式です。いわば「現代版養生訓」です。
ネットワークセミナーでは未病改善の大切さについて少しでもご理解いただけるよう話をさせていただきたいと思います。

 

【渡辺賢治先生 略歴】

慶應義塾大学医学部卒、医師・医学博士
慶應義塾大学医学部内科、東海大学医学部免疫学教室、米国スタンフォード大学遺伝学教室、北里研究所(現:北里大学)東洋医学総合研究所、慶應義塾大学医学部漢方医学センター長、慶應義塾大学環境情報学部教授・医学部兼担教授を経て、現在修琴堂大塚医院院長。横浜薬科大学特別招聘教授、慶應義塾大学医学部漢方医学センター客員教授。
日本内科学会総合内科専門医、日本東洋医学会専門医・WHO医学科学諮問委員、WHO伝統医学分類委員会共同議長、漢方産業化推進研究会代表理事、神奈川県顧問・奈良県顧問等を兼ねる。 

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